世界105か国・地域の1500大学を対象としたQS世界大学ランキング2025が発表され香港大学が前年26位から順位を上げ17位となったこと、香港と中国本土を結ぶ高速鉄道で6月15日から西九龍と北京および上海の寝台列車が利用可能になることをお伝えします。
■QS世界大学ランキング2025が発表、香港大学は17位英国の大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)社が、世界105か国・地域の1500大学を対象とした「QS世界大学ランキング2025」を発表しました。世界1位は13年連続でマサチューセッツ工科大学(MIT)、2位はインペリアル・カレッジ・ロンドン、3位はオックスフォード大学、4位はハーバード大学、5位はケンブリッジ大学、6位はスタンフォード大学、7位はチューリッヒ工科大学、8位はシンガポール国立大学、9位はUCLユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、10位はカリフォルニア工科大学となりました。
トップ50にランクインをした香港の大学に注目すると、17位に香港大学(前年26位)、36位に香港中文大学(前年47位)、47位に香港科技大学(前年60位)がみられいずれも大きく順位を上げています。日本の大学は、32位に東京大学(前年28位)、50位に京都大学(前年46位)、84位に東京工業大学(前年91位)、86位に大阪大学(前年80位)がトップ100にランクインしています。
QS世界大学ランキング2025https://www.topuniversities.com/world-university-rankings
■香港と北京と上海を結ぶ寝台列車の運行が開始香港と中国本土を結ぶ高速鉄道で、6月15日(土)から香港の西九龍と北京および上海の寝台列車が利用可能になります。夜に出発して朝に到着するスケジュールとなり、香港から上海は約11時間、香港から北京は約12時間半で到着できます。チケット販売は本日正午12時から開始し、ウェブサイト(中国鉄路12306)、モバイルアプリ、またはカウンターで購入することができます。
寝台列車の運賃は、香港北京間はおよそ1031中国元~1448中国元(約22129円~31079円)、香港上海間はおよそ878中国元~2128中国元(約18845円~45675円)となっています。現状では、金曜、土曜、日曜、月曜のみの運行となるようです。